代表メッセージ

代表取締役 堀江 剛

20年目の約束は、不動産コンシェルジュとしての不動産価値向上

2004年に創業して気づけばもうすぐ20年。

2007年には東京・三軒茶屋に本社を構え、地域に根ざした会社経営を心がけて来たことでオーナー様や入居者様、売主様や買主様、そして様々な協力企業の皆様に育てていただき今のわたし達があります。

2008年のリーマンショック、2020年の新型コロナウイルスの蔓延など社会的な大事件の中でも順調に事業活動を継続して来られたことに感謝し、これからの20年にわたし達が取り組んでいくことについてお伝えします。

人々の生活の根底にある“不動産”

働き方改革、家族構成の変化など、どれだけ社会が変わっても人が働く場所も生活する場所も遊ぶ場所も“不動産”であることは変わりません。

わたし達が扱うのはそんな人々の生活に欠かせない不動産です。

人々の生活に欠かせない不動産を扱うわたし達だからこそ、変化する社会に適合するべく、わたし達自身が常に変化をしていき、その時々の社会情勢に沿った最適解を導き出していきます。

不動産の仕事というと「売りたい人」と「買いたい人」、「貸したい人」と「借りたい人」をつなげる“仲介”というイメージを持っている人が多いと思いますが、それは不動産の仕事の一面でしかありません。

例えば「売りたい人」から仕入れた住宅地をそのまま「買いたい人」に売るといったことはわたし達では無くても、不動産の知識を持っている人であれば、誰にでも出来ることでしょう、そこにわたし達の存在理由はありません。

わたし達の存在理由

では、わたし達の存在理由は何処にあるのか?というとそれは、一言で言えば不動産の『価値の向上』です。

例えば仕入れた住宅地に対して、 “どうすれば、この住宅地の価値を向上させ、居住者(買主様)だけではなく近隣の住民の方々にも喜ばれるか?” を熟考し、企画を通じてその実現に向かって取り組みを始めていきます。

そして、“住宅地を取り巻く道路の幅を広げることが住民の方々の生活の利便性を上げること”だというのが得た最適解だとすれば、近隣の土地オーナーを始め、お役所との交渉を重ね道路の幅を広げて住民の方々の生活の利便性向上に努めます。

ひとつの住宅地を起点に、近隣の住民の皆様の生活の利便性の向上を図ることは不動産の価値を向上させるだけではなく、その地域、果てはその街を住みやすい場所へ変えていくことにつながります。

ひとつの住宅地から地域を変え、住み心地の良い街をつくるという視点

“不動産の仕事を通じて住み心地の良い街をつくる” このことは、20年前の創業時から思い描いていたことで、最初は周りから夢物語だと受け止められていたかも知れません。

あれから20年が経った今は、一緒に働いている社員の皆さんを始め、わたし達を信頼して物件の管理をお任せいただいている不動産オーナー様、物件をお借りいただいている入居者の方々、買主様や売主様、そして協力企業の方々の存在で夢物語から実現可能な目標値へと進化しました。

20年目の今、これからの20年は、この“住み心地の良い街づくり”というゴールに向かって今日も進み続けていきます。