I-AREAシリーズ・施工例14(共同住宅)
I-AREA SERIES / 施工例 14

I-AREAシリーズ・施工例14(共同住宅)

Introduction

東急世田谷線「松陰神社前」駅は、「三軒茶屋」駅から3駅の場所にあり、渋谷方面や二子玉川方面、下高井戸方面へ移動しやすい人気のエリアです。

今回ご紹介するのは、松陰神社前駅から徒歩6分ほどの場所に新築された共同住宅「I-AREA wakabayashi Ⅱ」です。

駅を挟んで南北に延びる松陰神社通り商店街には、おしゃれなカフェや雑貨店、ビストロ、スイーツショップ、パン店など、個性豊かな店舗が集まっています。

日常の買い物に利用できる店舗と、休日に立ち寄りたくなる飲食店が身近にあり、地域に暮らす人々の生活を支えるとともに、街歩きも楽しめる商店街です。

駅名の由来にもなっている松陰神社は、吉田松陰を祀る神社として知られています。境内には落ち着いた空気が流れ、特に桜の季節には、街を歩く人が思わず足を止めたくなるような景色が広がります。

松陰神社に隣接する若林公園には、ベンチや緑のある空間が設けられています。四季折々の草花を眺めながら散歩をしたり、穏やかな時間を過ごしたりできる場所です。

世田谷区役所へも徒歩で移動でき、交通、買い物、行政施設、自然環境が身近にそろう、暮らしやすい地域となっています。

住まわれる方の目線に立ち、プランや設備を丁寧に検討して完成したデザイナーズアパートです。

01

緑道沿いにあるロフト付きの住まい


I-AREA wakabayashi Ⅱでは、これまでのI-AREAシリーズと同様に、建物の外観だけでなく、各住戸の間取りや設備、収納、室内の移動のしやすさまで考えて設計しました。

限られた敷地や床面積を有効に活用しながら、実際に暮らす方が窮屈さを感じにくく、日々の生活を快適に送れる住まいを目指しています。

上階の住戸にはロフトを設け、床面積だけではなく、天井の高さを生かした縦方向の空間も有効活用しました。

ロフトは収納場所としてだけでなく、寝室、趣味のスペース、読書やくつろぎの場所など、入居者の生活スタイルに合わせて幅広く利用できます。

居室とロフトを完全に分断せず、吹き抜けを通して緩やかにつなげることで、上下階に一体感のある開放的な住空間に仕上げました。

建物の周辺には緑を感じられる環境があり、街の利便性を身近に確保しながら、落ち着いて暮らせる共同住宅となっています。

02

外観は優しいブラックを基調とした落ち着いた雰囲気に


外観は、帰宅する方が建物を目にしたときに、それまでの緊張が少しずつほぐれていくような、落ち着いた雰囲気を大切にしました。

外壁には、コンクリートを思わせる明るいグレーと、優しいブラックやグレーブラウンを基調とした外壁材を組み合わせています。

建物全体を一色で仕上げるのではなく、縦方向に色や質感を切り替えることで、シンプルな形状の中にも奥行きと立体感を持たせました。

外壁の細かな凹凸や横方向のラインは、太陽の光を受けることで柔らかな陰影を生み出し、見る時間帯や角度によって異なる表情を見せます。

窓は、住戸内部へ自然光を取り込めるよう、建物の正面や側面、高い位置などにバランスよく配置しています。

大きさや形の異なる窓を整然と組み合わせることで、室内の明るさを確保するとともに、外観のアクセントにもなっています。

玄関扉や郵便受け、インターホン、照明器具などはダークカラーで統一しました。明るい外壁とのコントラストによって、玄関まわりをすっきりと引き締めています。

住戸ごとに玄関や郵便受けを分かりやすく配置し、生活動線にも配慮しました。

上階へ続く共用階段は、周囲を外壁で囲むことで建物全体のデザインになじませています。階段には手すりを設け、昇り降りのしやすさにも配慮しています。

建物名を記したステンレス製の館銘板は、落ち着いた色合いの外壁に映える、シンプルで上品なアクセントとなっています。

周辺の住宅街になじみながらも、素材や色の組み合わせによってI-AREAシリーズらしい存在感を感じられる外観に仕上がりました。

I-AREAシリーズ・施工例14(共同住宅)
I-AREA wakabayashiⅡ
建物(右前)外観
(左)階段 / (右)1階玄関ドア・ポスト
(左)2階踊り場からの階段 / (右)2階玄関ドア
03

キッチン・パントリー


I-AREA wakabayashi Ⅱでも、日常の調理を快適に行えるよう、グリル付きの2口ガスコンロを備えたキッチンを採用しました。

コンパクトなキッチンの中に、シンク、調理スペース、コンロを効率よく配置しています。

2口コンロを使用することで、片方で食材を加熱しながら、もう片方で汁物を作るなど、複数の調理を同時に進められます。

コンロの下にはグリルも備えているため、日常的な料理から焼き物まで、幅広い調理に対応できます。

キッチンの正面には、表面の汚れを拭き取りやすい明るい色のキッチンパネルを採用しました。調理時の油はねや水はねにも配慮し、清潔な状態を保ちやすい仕様です。

レンジフードの下には手元灯を設け、調理スペースやシンクを明るく照らせるようにしています。

白を基調としたキッチン設備は壁面に自然になじみ、限られた空間にも圧迫感を与えません。

キッチンの近くには、可動棚を備えたパントリーを設置しています。

食品や飲料、調味料、調理器具、日用品の買い置きなどをまとめて収納できるため、キッチンの作業台や居室に物があふれにくくなります。

収納する物に合わせて棚の高さを調整できるので、背の高いボトルや箱入りの食品、小型の調理家電なども整理しやすい設計です。

住戸によっては玄関収納とパントリーを近い位置に配置し、帰宅後に購入した食品や日用品を収納してからキッチンへ移動できる、無駄の少ない動線としています。

調理設備と収納を一か所にまとめることで、限られた住戸面積を有効に使いながら、毎日の料理や片付けをスムーズに行えるキッチンとなりました。

キッチン
キッチン
パントリー
キッチン入口
04

ロフト・階段


I-AREAシリーズでは、ロフトへの移動に一般的な梯子ではなく、室内階段を採用しています。

梯子には、使用しないときに移動できるという利点がありますが、荷物を持った状態での昇り降りや、毎日利用する際の安定性に不安を感じる場合があります。

固定式の階段であれば足を掛ける位置が安定し、手すりにつかまりながら昇り降りできます。ロフトを日常的な生活空間として活用しやすいことが大きな特徴です。

階段には室内のフローリングや建具と調和する、明るい木目を採用しました。

白を基調とした室内の中で、木製の階段が温かみのあるアクセントとなり、設備としてだけでなく、空間全体を印象づけるデザインの一部になっています。

踏板の間を閉じすぎない軽やかな形状とすることで、階段による圧迫感を抑え、光や視線が通りやすい設計としました。

階段はクローゼットや建具に近い位置へまとめ、居室内のデッドスペースをできるだけ少なくしています。

家具を配置するための壁面や床面を確保しながら、居室からロフトまで自然に移動できる動線をつくりました。

天井は吹き抜けとし、居室からロフトへ視線が抜ける構成です。縦方向への広がりが生まれるため、実際の床面積以上の開放感を感じられます。

ロフト付近や吹き抜けの高い位置にも窓を設け、室内の奥まで自然光を届けられるようにしました。

ロフトには床面を広く使えるスペースを確保し、照明や換気のための設備も配置しています。

収納スペース、寝室、趣味の場所、在宅勤務のための空間など、居室とは異なる用途を持たせることで、暮らしの選択肢を広げられます。

居室とロフトの間には開口部を設けているため、上下の空間にいる人の気配を感じながら、それぞれの場所を使い分けることもできます。

室内の階段
(左)ロフトへの階段 / (右)ロフト
ベッドルーム
ロフトへの階段
ロフト
(左)ベッドルームの入口・ロフトへの階段・クローゼット / (右)ベッドルーム
ベッドルーム
ベッドルーム
05

居室・クローゼット


各住戸の居室には二方向に窓を設け、複数の方向から自然光を取り込めるよう設計しました。

一面だけに窓を設ける場合と比べて、時間帯による光の変化を感じやすく、室内全体を明るく見せられるのが特徴です。

住戸によっては、床に近い位置の窓、大きな腰窓、天井に近い横長の窓を組み合わせています。

高い位置に設けた窓からも光が入るため、ロフトや吹き抜けのある室内でも、上下の空間へ明るさを届けられます。

また、隣接する建物や道路との位置関係を考慮しながら窓の大きさや高さを変えることで、採光とプライバシーの両立にも配慮しています。

各階や住戸によって光の入り方が異なるため、フローリング、室内扉、クローゼット扉の色にも変化を持たせました。

明るい木目を採用した住戸は、自然光を室内へ柔らかく広げ、温かみのある雰囲気に仕上げています。

白に近い淡い木目を採用した住戸では、壁面と床の色をなじませることで、より軽やかで開放的な印象を持たせました。

内装は家具やカーテンの色を選びにくいシンプルな構成とし、ナチュラル、モダン、北欧風など、入居者の好みに合わせたインテリアを楽しめるようにしています。

賃貸アパートでは、衣類や生活用品を収納する場所が不足しやすいという声が多く聞かれます。

そこで、I-AREA wakabayashi Ⅱでは、一般的な賃貸アパートと比べてもゆとりを感じられるクローゼットを設けました。

横幅のあるクローゼットには複数の扉を設け、衣類や寝具、季節用品、収納ケースなどを分けて整理できるようにしています。

扉を閉めると収納物が見えないため、居室をすっきりとした状態に保ちやすく、収納家具を追加する必要も抑えられます。

居室の壁面、階段、クローゼットの位置をまとめることで、ベッドやテーブルなどの家具を配置しやすい床面を確保しました。

明るさ、収納力、家具の配置のしやすさをバランスよく取り入れ、限られた面積の中でも快適に過ごせる居室となっています。

ベッドルーム
ベッドルーム
ロフトから見たベッドルーム
ベッドルーム
06

広々とした1216サイズのバスルーム


I-AREAシリーズではおなじみとなっている1216サイズのバスルームを、I-AREA wakabayashi Ⅱにも採用しました。

賃貸アパートでは居室面積を優先するため、水まわりがコンパクトに設計されることもありますが、毎日使用する浴室にもゆとりを持たせることを大切にしています。

浴槽は身体を預けてくつろぎやすい形状とし、足元にも余裕を感じられる空間を確保しました。

一日の終わりに湯船につかり、仕事や外出で蓄積した疲れをゆっくりと癒せるバスルームを目指しています。

洗い場にも十分なスペースを設け、身体を洗う際や浴槽へ出入りする際に窮屈さを感じにくい設計としました。

壁面には、住戸によって濃いブラウンやブラック、明るい木目調、淡いグリーンなどのアクセントパネルを採用しています。

白を基調とした浴槽や壁面に異なる色や質感を組み合わせることで、清潔感を保ちながら、それぞれの住戸に個性を持たせました。

浴室内には、シャワー、鏡、カウンター、収納棚を使いやすい位置に配置しています。

衣類やタオルを干せる物干しバーも設けているため、天候の悪い日や外へ洗濯物を干しにくい日にも活用できます。

天井には浴室暖房乾燥機を備え、入浴時の快適性だけでなく、換気や衣類乾燥にも配慮しています。

パウダールームには独立洗面台を設置しました。

大きな鏡の付いた洗面台は、洗顔や歯磨き、身だしなみを整える際に使いやすく、洗面ボウルの周辺にも小物を置けるスペースを確保しています。

洗面台下には収納を設け、洗剤、タオル、洗面用品などをまとめて整理できます。

浴室と洗面スペースの両方にゆとりを持たせることで、毎日の身支度や入浴を落ち着いて行える水まわりとなりました。

落ち着いた外観、二面採光の明るい居室、固定階段でつながるロフト、豊富な収納、使いやすいキッチンと水まわりを備えた「I-AREA wakabayashi Ⅱ」。

松陰神社前エリアの利便性と穏やかな住環境を生かしながら、限られた空間を有効活用し、入居者が安心して快適に暮らせる共同住宅に仕上がりました。

バスルーム
(左)独立洗面台 / (右)バスルーム
独立洗面台
Video

完成内覧映像


完成した外観から玄関、各居室、リビング・ダイニングキッチン、収納、バルコニー、バスルームまで、住まいの様子を映像でもご覧いただけます。

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