三軒茶屋交差点から駒沢大学方面へと延びる国道246号・玉川通り沿いは、昼夜を問わず多くの人が行き交う、活気あふれるエリアです。
周辺には東急田園都市線「三軒茶屋」駅があり、飲食店や物販店などが立ち並ぶ商店街も広がっています。買い物や食事を楽しむ人、近隣で働く人など、幅広い層が集まる三軒茶屋ならではのにぎわいが感じられます。
今回ご紹介するのは、そんな三軒茶屋の街に誕生した商業ビル「I-AREA 三軒茶屋ビル」です。
1階から9階までテナントが入る「I-AREA 三軒茶屋ビル」。
建物正面はダークカラーを基調とし、大きなガラス窓と整然とした水平ラインを組み合わせた、シャープで都市的なデザインに仕上げています。
道路に面して大きく開かれたガラス面が建物全体に軽やかさを与え、周囲の街並みと調和しながらも、ひときわ目を引く存在感を放ちます。
建物上部と低層部にはIEYAのサインを配置。離れた場所からも建物を認識しやすく、商業ビルとしての視認性にも配慮しています。
エントランスは、黒を基調とした壁面やエレベーター扉に、ガラスと木目調の天井材を組み合わせた、落ち着きのある空間です。
通りに面した大きなガラス面が建物内外につながりを持たせ、商業ビルでありながら入りやすく、開放感のある入口を演出しています。
天井に配置したダウンライトが足元を柔らかく照らし、日中とは異なる上質な雰囲気をつくり出します。
エントランス横には建物名を記したサインを設け、来館者を迎える印象的なアクセントとしました。
建物側面には、最上部まで伸びる縦格子状のルーバーを設けています。
細長い部材を一定の間隔で配置することで、建物の高さをより印象づけるとともに、見る位置や光の当たり方によって表情が変化する、奥行きのある外観をつくり出しています。
ダークグレーを基調とした建物に、木目を思わせる落ち着いた色合いのルーバーを組み合わせることで、無機質になりすぎない温かみも加えました。
共用部も、建物全体の外観と調和するダークカラーと木目調を基調にまとめています。
各階のテナント情報を確認できる案内板には照明を組み込み、夜間でも見やすい仕様としました。
階段や手すり、扉なども黒を中心とした色合いで統一し、商業ビルとしての機能性を確保しながら、建物全体に一貫したデザインを持たせています。
建物側面の縦格子には、縦方向に伸びるライン状の照明を配置しています。
夜になると複数の光のラインが建物の高さに沿って浮かび上がり、昼間とは異なる印象的な外観へと変化します。
連続する縦の光が建物の高さと立体感を強調し、深い青色に変わる夕暮れの空との美しいコントラストを演出します。
車や人が行き交う国道246号沿いで、三軒茶屋の夜景を彩る、ランドマーク性の高い建物に仕上がりました。
昼はシャープで洗練された商業ビルとして、夜は縦に伸びる光が印象的な建物として、時間帯によって異なる表情を見せる「I-AREA 三軒茶屋ビル」。
三軒茶屋という活気ある街の特性を生かしながら、商業施設としての視認性、機能性、デザイン性を兼ね備えた建物となりました。
東京都中野区中野・共同住宅
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